奇祭・今尾の左義長
[ 祭礼場所 ] 秋葉神社
[ 祭 礼 日 ] 2月11日
[ 文 化 財 ] 岐阜県重要無形民俗文化財


 左義長は、「 どんど 」とも言い、春の始めに旧年の神札や新年の飾物(門松やしめなわ)を焼き、日(火)の神を迎え大地を暖め万物の成育を祈る正月の神事として伝えられてきた。
 慶長19年(1614)今尾神社が今尾にあった伊勢神宮神領に勧請創建された。以来、今尾の左義長は春の大祭として催され、後に秋葉神社が明和5年(1768)に創建されてからはその例祭の特殊神事として行われ、安政5(1858)の今尾大火以後さらに盛大になってきている。

 左義長は青竹を枝や葉のついたままの一の輪、ニの輪、三の輪に結びつけ、高さ・周囲とも約6メートルの鼓型にし、各氏子組毎に作り上げられる。
これに神宮大麻(伊勢大神宮の神符)や今尾神社、秋葉神社の神札を結び付け、「 和合楽 」「 自福円満楽 」「 家内長久 」と大書した五色旗を立てる。

 当日早朝、今尾神社及び秋葉神社で神事が執行され、午後1時、地元万町の左義長みこしが秋葉神社及び境内にかつぎ込まれ、宮司の手から神前の灯明の火を取り継ぎ藁にうつされて、若衆連によってみこしに点火される。
 千本近い青竹からの火災は天を焦がさんばかりで、ポンポンと青竹のはじける音が神域一帯にこだまして祭りは最高潮に達する。
火花が飛び散る中を揃いの長襦袢に白足袋姿の若衆が駆け回る光景は勇壮極まりない。
 そして七分通り燃えた所でその年の恵方の方位へ倒して吉凶を占う。
同様にして次々に各町内の左義長がくり込み午後7時頃まで祭りは続く。残り火で焼いた餅を食べれば病魔除けになると云われる。
 左義長は各地で行われるが、今尾のように長い伝統を持ち大規模なものは少ない。


高田の甘酒まつり
 太陽が地平線から姿を現わすと同時に、甘酒を掲げた行列が厳粛に鳥居をくぐり抜けます。甘い香りを残して神殿に向い、甘酒が供えられます。
起源は江戸中期以前から行われていたようで、
独特の神秘感漂う神事です。